Super Six World Boxing Classic
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 03:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動Super Six World Boxing Classic(スーパー・シックス ワールド・ボクシング・クラシック)は、Showtimeによるプロボクシングのスーパーミドル級トーナメント。2009年10月に開始され、2011年12月に決勝を行った。
トーナメント開始時の出場メンバーはWBA世界スーパーミドル級王者ミッケル・ケスラー、WBC世界スーパーミドル級王者カール・フローチ、アテネオリンピックライトヘビー級金メダリストアンドレ・ウォード、元統一世界ミドル級王者ジャーメイン・テイラー、元IBF世界ミドル級王者アルツール・アブラハム、アテネオリンピックミドル級銅メダリストアンドレ・ディレルであったが、予選のグループステージ1戦目でジャーメイン・テイラー、2戦目でミッケル・ケスラーとアンドレ・ディレルが怪我のため脱落している。
概要
グループステージでは各選手が3試合ずつ行い、KOおよびTKO勝利は3ポイント、判定勝ちは2ポイント、引き分けは1ポイント、負けは0ポイントが与えられる。
グループステージのポイント上位4人がトーナメントに進み、1位と4位の選手、2位と3位の選手がトーナメント準決勝で対戦。その勝者同士がトーナメント決勝で対戦となる。
また、ミッケル・ケスラーが保持していたWBCおよびカール・フローチが保持していたWBAのスーパーミドル級王座も賭けられ、トーナメント優勝者は統一王者となる。
参加選手
トーナメント開始時参加選手
※はトーナメント参加時の戦績とタイトル
名前 | 戦績(※) | タイトル(※) |
---|---|---|
![]() |
43戦42勝(32KO)1敗 | WBA世界スーパーミドル級王者 |
![]() |
25戦25勝(20KO)0敗 | WBC世界スーパーミドル級王者 |
![]() |
20戦20勝(13KO)0敗 | アテネオリンピック金メダリスト |
![]() |
32戦28勝(17KO)3敗1分 | 元統一世界ミドル級王者 |
![]() |
30戦30勝(24KO)0敗 | 元IBF世界ミドル級王者 |
![]() |
18戦18勝(13KO)0敗 | アテネオリンピック銅メダリスト |
中途参加選手
(※はトーナメント参加時の戦績)
名前 | 戦績(※) | 補足 |
---|---|---|
![]() |
30戦29勝(20KO)1敗 | ジャーメイン・テイラーの替わり |
![]() |
66戦50勝(34KO)14敗2分 | ミッケル・ケスラーの替わり |
試合結果
グループステージ 1
日時 | 勝者 | 試合結果 | 敗者 | 開催地 | タイトル |
---|---|---|---|---|---|
2009年10月17日 | アルツール・アブラハム | 12R 2:54 KO | ジャーメイン・テイラー | ![]() |
|
2009年10月17日 | カール・フローチ | 12R 判定2-1 | アンドレ・ディレル | ![]() |
WBC世界スーパーミドル級王座 |
2009年10月21日 | アンドレ・ウォード | 11R 負傷判定3-0 | ミッケル・ケスラー | ![]() |
WBA世界スーパーミドル級王座 |
ジャーメイン・テイラーが重度の脳震盪で離脱、替わりの選手としてアラン・グリーンが参加する。
グループステージ 2
日時 | 勝者 | 試合結果 | 敗者 | 開催地 | タイトル |
---|---|---|---|---|---|
2010年3月27日 | アンドレ・ディレル | 11R 1:13 反則負け | アルツール・アブラハム | ![]() |
|
2010年4月24日 | ミッケル・ケスラー | 12R 判定3-0 | カール・フローチ | ![]() |
WBC世界スーパーミドル級王座 |
2010年4月24日 | アンドレ・ウォード | 12R 判定3-0 | アラン・グリーン | ![]() |
WBA世界スーパーミドル級王座 |
ミッケル・ケスラーが眼疾で離脱(タイトルは剥奪)、アンドレ・ディレルが神経障害で離脱する。ケスラーの替わりにグレンコフ・ジョンソンが参加するが、ディレルの替りは補填されなかった。
グループステージ 3
日時 | 勝者 | 試合結果 | 敗者 | 開催地 | タイトル |
---|---|---|---|---|---|
2010年11月6日 | グレンコフ・ジョンソン | 8R 0:36 TKO | アラン・グリーン | ![]() |
|
2010年11月27日 | カール・フローチ | 12R 判定3-0 | アルツール・アブラハム | ![]() |
空位のWBC世界スーパーミドル級王座決定戦 |
アンドレ・ディレルが離脱したため、対戦相手のいなくなったアンドレ・ウォードはトーナメントとは別枠で2010年11月27日にサキオ・ビカと防衛戦を行っている。
グループステージ結果
順位 | 選手 | 試合数 | 勝ち数 | 負け数 | 引分け | KO | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
2 (3) | 2 (3) | 0 | 0 | 0 | 6 |
2 | ![]() |
3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 4 |
3 | ![]() |
3 | 1 | 2 | 0 | 1 | 3 |
4 | ![]() |
1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 |
5 | ![]() |
2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 |
n/a | ![]() |
2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 |
n/a | ![]() |
2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 |
n/a | ![]() |
1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
アンドレ・ウォードは実際には2試合しかしていないが、対戦予定だったアンドレ・ディレルが離脱したため、勝ち点2が加算されている。
上位4名が決勝トーナメントへ進出した。
決勝トーナメント
準決勝
日時 | 勝者 | 試合結果 | 敗者 | 開催地 | タイトル |
---|---|---|---|---|---|
2011年5月14日 | アンドレ・ウォード | 12R 判定3-0 | アルツール・アブラハム | ![]() |
WBA世界スーパーミドル級王座 |
2011年6月4日 | カール・フローチ | 12R 判定2-0 | グレンコフ・ジョンソン | ![]() |
WBC世界スーパーミドル級王座 |
決勝
日時 | 勝者 | 試合結果 | 敗者 | 開催地 | タイトル |
---|---|---|---|---|---|
2011年12月17日 | アンドレ・ウォード | 12R 判定3-0 | カール・フローチ | ![]() |
WBA・WBC世界スーパーミドル級王座統一戦 |
グループステージ3で起きた騒動
当初、2010年9月25日にアンドレ・ウォードVSアンドレ・ディレルが行われることが予定されていたが、約1ヶ月前となる2010年8月12日の時点でも、試合開催地が決まっておらずチケットも販売されていなかった[1]。このため試合は開催日時未定で延期されたが、2010年10月7日にディレルが理由を公表しないままトーナメントから離脱することになり[2]、対戦相手のいなくなったウォードは2010年11月27日にサキオ・ビカとWBA世界スーパーミドル級の防衛戦を行った。もしウォードがビカに敗れた場合にはタイトルがビカの手に渡るため、トーナメントでタイトルをかける事が出来なくなる可能性があった。
2010年8月25日にミッケル・ケスラーが眼疾を理由にトーナメントから離脱することを発表する。2010年9月6日にWBCはミッケル・ケスラーからWBC世界スーパーミドル級王座を剥奪して名誉王者とすること及びケスラーが眼疾から復帰した際にはタイトルへの挑戦権を与えることを発表[3]。またWBCはケスラーから剥奪したWBC世界スーパーミドル級王座を対戦予定だったアンドレ・ウォードVSアンドレ・ディレルの勝者に与えることを発表した。しかしアブラハムのプロモーターの要求により、WBCは2010年10月6日にフロッチVSアブラハムの勝者にWBC世界スーパーミドル級王座を与えることに予定を変更した[4]。
2010年9月13日にカール・フロッチが背中の負傷のため10月2日に対戦予定だったアブラハム戦を延期することを発表した。
2010年9月29日に離脱したケスラーの替わりにグレンコフ・ジョンソンが出場することが発表される[5]。
結局、グループステージで各選手が3試合を行うという当初のルールを守れたのはフロッチとアブラハムの2選手だけで、グレンコフ・ジョンソンに到っては1試合をしただけで決勝トーナメントに出られる事態になってしまった。以上のようなゴタゴタぶりから皮肉交じりにスーパー・シックスでは無くスーパー・エイトではないかとも言われている。
トーナメントとは別枠の試合
トーナメント期間中にトーナメントとは別枠で行われた試合。
日時 | 勝者 | 試合結果 | 敗者 | 開催地 | タイトル |
---|---|---|---|---|---|
2010年11月27日 | アンドレ・ウォード | 12R 判定3-0 | サキオ・ビカ | ![]() |
WBA世界スーパーミドル級王座 |
2011年2月12日 | アルツール・アブラハム | 2R 1:01 TKO | スタニッチ・ボジク | ![]() |
アルツール・アブラハムの試合は2連敗を喫したアブラハムのための調整試合として行われた。
脚注
- ^ “WARD-DIRRELL IN JEOPARDY? LOOKS HIGHLY UNLIKELY FOR SEPTEMBER 25”. Boxingtalk.com (2010年8月12日). 2013年12月11日閲覧。
- ^ “Super Six Bombshell! Andre Dirrell Has Withdrawn!”. BoxingScene.com (2010年10月7日). 2013年12月11日閲覧。
- ^ “Mikkel Kessler is 'champion emeritus'”. ESPN.com (2010年9月7日). 2013年12月11日閲覧。
- ^ “Abraham vs. Froch for WBC super middleweight title on November 27th”. BoxingNews24.com (2010年10月6日). 2013年12月11日閲覧。
- ^ “Glen Johnson-Allan Green is On! Super Six For Nov. 6”. BoxingScene.com (2010年9月23日). 2013年12月11日閲覧。
外部リンク
スーパー6
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『スーパー6』(スーパーシックス、英語ː The Super 6)は、アメリカ合衆国のスーパーヒーローテレビアニメ、ディパティエ・フレレング・エンタプライズ制作。米国で1966年から1967年で放送 。[1] 日本では1970年6月18日から同年10月1日まで、フジテレビの毎週木曜7:15 - 7:45(JST)に放送[2]、その後は東京12チャンネル → テレビ東京の『マンガのくに』で再放送された。
あらすじ
「super service」に所属する6人のスーパーヒーローチームが犯罪と戦う。チームメイトはスーパーブウォイング(スーパーボーイ)、グラニートマン(スーパーストーン)、マグニートーマン(マグネットマン)、エレベーターマン、スーパースクーバやキャプテンワモ(キャプテンキーザー)。
放送フォーマットは3部構成で、1部が「Super Bwoing」、3部がスーパーブウォイング(スーパーボーイ)以外のヒーロー5名の内1名を1週交代で登場、そして第2部は頭が3つの「三つ子」が主人公作品『The Brothers Matzoriley』になっている。また各部の間には、スーパーブウォイング(スーパーボーイ)と他の5名の1人(稀に三つ子も)が共演するブリッジが放送された。なお『マンガのくに』では3部の内2部をアトランダムに選んで放送し、OP・ED・ブリッジは全てカットされた。
キャラクター
スーパー6
- スーパーブウォイング / スーパーボーイ(Super Bwoing)
- 声:チャールズ・スミス / 吹き替え:石川進
- スプリングのスーパーヒーロー。6人の中では一番若いがおっちょこちょいのトラブルメーカー。ギターに乗って空を飛ぶ。出撃の台詞は、原語では「Zip! Zam! Zowie! Swoosh!」、日本語吹き替え版は「シャバダバダ、シャバダバダ、〇〇!!」(〇〇は話に関係ある台詞が入る)。
- グラニートマン / スーパーストーン(Granite Man)
- 声:リン・ジョンソン
- 花崗岩のスーパーヒーロー。全身が花崗岩で、強烈なパンチを誇る。普段は公園の銅像として眠りについているが、パートナーのパーシバル(ポッポちゃん)の呼びかけで目覚める。
- マグニートマン / マグネットマン(Magneto Man)
- 声:ドーズ・バトラー
- 磁石のスーパーヒーロー。手を磁石型にして磁力線を発射し、敵の攻撃を吸い取る。
- エレベーターマン(Elevator Man)
- 体が伸縮するスーパーヒーロー。ベルトのバックルのボタンを押して体を伸縮させる。担当話の時は彼のモノローグによるナレーションが入る。
- スーパースクーバ(Super Scuba)
- スクーバダイバーのスーパーヒーロー。水中戦が得意。普段はバブルスと共に、海底で待機している。
- キャプテンワモ / キャプテンキーザー(Captain Whammo)
- タイムワープヒーロー。ジョージ・ワシントンが活躍した時期など、過去の世界へタイムワープ出来る。出撃台詞は原典では「Thither,Yonder and Away!」、日本語版では「張り切って格好良くいきましょー!!」。
スーパー6の協力者
パーシバル / ポッポちゃん(Percival)
- 声:
- グラニートマン(スーパーストーン)のパートナーである小鳩。チーフからの連絡で公園に飛ぶと、グラニートマン(スーパーストーン)を目覚めさせる。
- コール / コンピューター坊や(Cal)
- 声:
- マグニートマン(マグネットマン)のパートナーである少年。コンピューターの様に頭脳が冴えている。
- バブルス(Bubbles)
- 声:
- スーパースクーバのパートナーにして秘書である人魚。
- プライベート ハモ / イエッサー(Private Hammo)
- 声:
- キャプテンワモ(キャプテンキーザー)のパートナー。「イエッサー」や「〜サー」が口癖。
その他
- チーフ(Super Chief)
- 声: / 吹き替え:八奈見乗児
- 「Super Service」の経営者。
参考文献
- ^ Woolery, George W. (1983). Children's Television: The First Thirty-Five Years, 1946-1981, Part 1: Animated Cartoon Series. Scarecrow Press. pp. 274-275. ISBN 0-8108-1557-5 2020年3月22日閲覧。
- ^ 『朝日新聞 縮刷版』朝日新聞社、1970年6月18日 - 同年10月1日。、ラジオ・テレビ欄
外部リンク
- スーパー6 - IMDb(英語)
- スーパー6 - Big Cartoon DataBase(英語)
- Toon Tracker's Super 6 page
フジテレビ 木曜7:15 - 7:45枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
スーパープレジデント
(再放送) |
スーパー6
|
'スーパー シックス'
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 22:48 UTC 版)
「デルタロケット」の記事における「'スーパー シックス'」の解説
デルタ M又はデルタ N は3本の固体燃料補助ロケットを備える。 1,000ポンド (450 kg) を静止軌道へ投入する。
※この「'スーパー シックス'」の解説は、「デルタロケット」の解説の一部です。
「'スーパー シックス'」を含む「デルタロケット」の記事については、「デルタロケット」の概要を参照ください。
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