スポーツと肩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 13:57 UTC 版)
野球などのスポーツでボールなどを遠くに投げる能力に優れていることを「肩が強い」「強肩(きょうけん)」、その逆を「肩が弱い」「弱肩(じゃっけん)」という。英語における同様の表現にはshoulderではなくarmの語を用いる。野球では捕手、内野手(遊撃手、三塁手)、外野手が肩が強い選手に有利なポジションである。遠投能力だけでなく正確なコントロールも重要である。特に投手の肩は命であり、選手生命に大きく影響するが、打者側からすれば試合が有利になる絶好のチャンスでもある。 プロ野球の元投手・監督の権藤博は、酷使により選手生命を縮めた自身の経験から「肩は消耗品」を持論としている。 格闘技やそれに類するスポーツなどでは体当たりの際に肩から当たる方法があり、ショルダー・タックルはその例である。中国武術では拳、肘と肩を同等の攻撃部位と見なす。
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