スピンテーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 05:02 UTC 版)
スピン安定方式を実現するために、衛星打ち上げロケットから衛星を切り離す時など、スピンテーブルを使って宇宙機全体を1軸を中心に回転させて切り離す。最終的な軌道に乗った後は、この回転は何らかの手段で停止させる(3軸制御衛星の場合)こともあるし、そのまま回転し続ける(スピン衛星の場合)こともある。回転したままにする人工衛星は、それほど高いポインティング精度を必要とせず、かつ回転軸を大きく変更する必要が無い場合に限られる。また、観測機器で天体や地表や大気を走査するミッションの場合、回転したままにしておくことがある。
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