スノーマーチ【スノーマーチ】(食用作物)
![]() |
登録番号 | 第14896号 |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | ばれいしょ | |
登録品種の名称及びその読み | スノーマーチ よみ:スノーマーチ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 入谷正樹、伊藤武、村上紀夫、松永浩、千田圭一、関口建二、大波正寿、池谷聡、藤田涼平、吉田俊幸、兼平修 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「アトランチック」に「Cherokee」を交配して育成されたものであり、いもの形状が倒卵形、皮色が白黄、肉色が白、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型がH1の調理向きの品種である。叢性は中間型、個重型・個数型の別はやや個重型、茎の長さはやや短、太さは中、茎色は緑、分枝数は中、葉色は緑、小葉着生の粗密及び葉の毛茸は中、花の数はやや少、花色は白である。ふく枝の長さは長、いも着生の深浅は浅、いもの長短はやや長、扁平度は中、形は倒卵形、皮色は白黄、目の深浅は浅、肉色は白、休眠期間はやや短、枯ちょう期は中、早期肥大性はやや遅、上いも重、上いも数及び上いも平均1個重は中、肉質はやや粉である。Yモザイク病及び疫病圃場抵抗性は弱、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型はH1である。「男爵薯」と比較して、花色が白であること、いもの形が倒卵形であること、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型がH1であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に北海道立根釧農業試験場(標津郡中標津町)において、「アトランチック」に「Cherokee」を交配し、6年にその実生の中から選抜、以後、同北見農業試験場(常呂郡訓子府町)において、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- スノーマーチのページへのリンク