スタッカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/18 00:30 UTC 版)
ニューホランドは「スタッククルーザー(Stackcruiser)」、または「スタッカ(stacker)」という機械を発明した。これは、梱包を連続して自動的に地面から拾い上げて保管場所まで運搬する、特殊な自動車である。その動作は、スタッカを梱包のある場所まで運転して行って梱包を拾い、1番目のテーブルの上に一列に並べられる。一番目のテーブルに所定の数が並んだら、1番目のテーブルが後方に向って垂直に跳ね上がり、梱包を2番目のテーブルに押しだす。この工程はあと4回程繰り返される。2番目のテーブルに梱包が全て並んだら、1番目のテーブルと同じように垂直に跳ね上がり、梱包の壁を一気に荷台に立てながら、既に立っている梱包の山を後ろへと押しやる。これらの動作を自動的に繰返してスタッカは梱包を荷台に整然と積み重ねる。積み重ねられた梱包の壁が揺れたり崩れたりするのを防ぐために、梱包の山の上部と両サイドを押える構造になっている。荷台が満杯になると納屋に運搬され、スタッカの後部が垂直になるまで荷台をダンプさせ、機械から飛びだした二つの押え板が梱包の山の下部を押し出しながら、スタッカを納屋から前進させる。(→外部リンクのYouTube動画参照)
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