スズキ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:58 UTC 版)
5年間在籍したドゥカティを去り、2008年からはリズラ・スズキチームに移籍、GSV-Rを駆ることになった。第7戦カタルニアGPで右手を骨折して次戦を欠場、復帰戦の第9戦ダッチTTでは右腕を裂傷するなど苦難が続いた。第12戦チェコGPで3位に入ったのが唯一の表彰台となり、年間ランキングはチームメイトのクリス・バーミューレンの8位を下回る10位に終わった。 2009年も事態が好転することはなかった。開幕戦カタールGPでは序盤2位を走行したが転倒リタイヤ、フラッグtoフラッグレースとなった第5戦イタリアGPでは一時ストーナーとトップを争ったが、ストレートスピードに劣るマシンに苦しんで最後は5位に終わった。結局この年のランキングは9位、自身にとって1992年以来となる表彰台無しでシーズンを終えることとなった。 チーム在籍3年目の2010年シーズン、開幕戦カタールGPでカピロッシはグランプリ参戦通算300戦目を迎えた。このシーズンはトップ集団に顔を見せることもなく、第12戦サンマリノGPで右手首を負傷、第16戦オーストラリアGPで左脚の付け根を負傷する等で欠場もあり、ランキングは16位に沈んだ。
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