スコットランドへの返還
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 06:57 UTC 版)
「スクーンの石」の記事における「スコットランドへの返還」の解説
1996年のSaint Andrew's Day(11月30日)に、トニー・ブレア政権によりスクーンの石は1296年以来700年ぶりにスコットランドに返還された。石は詳細に調査・記録され、現在は、エディンバラ城に安置されている。ただし、スクーンの石は将来の英国王室の戴冠式のときには一時的にウェストミンスター寺院に戻されることになっている。 石が元々あったスクーン宮殿(en:Scone Palace)内のムートの丘(en:Moot Hill)に建っているスクーン寺院(en:Scone Abbey)の正面には、石のレプリカが置かれている。位置は、北緯56度25分24.68秒 西経3度26分16.42秒 / 北緯56.4235222度 西経3.4378944度 / 56.4235222; -3.4378944である。説明板には、「STONE OF SCONE / A replica of the stone upon which the / Kings of Scots were crowned on / Moot Hill until 1296 when Edward I / took the stone to Westminster Abbey.」 と記されている。 スクーンの石は、エディンバラ城から、2024年に開館予定のパースの博物館に移され、最重要物として展示されることになっている。
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