ジョン・ネヴィル (第5代アバーガヴェニー侯爵)とは? わかりやすく解説

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ジョン・ネヴィル (第5代アバーガヴェニー侯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 01:22 UTC 版)

第5代アバーガヴェニー侯爵
ジョン・ネヴィル
John Nevill
5th Marquess of Abergavenny
アバーガヴェニー侯爵ネヴィル家
続柄 先代の長男

称号 第5代アバーガヴェニー侯爵
出生 1914年11月8日
死去 (2000-02-23) 2000年2月23日(85歳没)
配偶者 メアリー(旧姓ハリソン)
子女 下記参照
父親 第4代アバーガヴェニー侯爵ガイ・ラーナック=ネヴィル英語版
母親 イザベル(旧姓ラーナック)
役職 東サセックス地方議会英語版議員(1947年-1954年)、貴族院議員(1954年-2000年)、マッセイ・ファーガソン取締役(1955年-1985年)、ロイズ銀行頭取(1962年-1985年)
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第5代アバーガヴェニー侯爵ジョン・ヘンリー・ガイ・ネヴィル: John Henry Guy Nevill, 5th Marquess of Abergavenny, KG, OBE, KStJ1914年11月8日 - 2000年2月23日)は、イギリスの貴族、軍人、政治家、実業家、銀行家。

父が爵位を継承した1938年から自身が爵位を継承する1954年までルイス伯爵(Earl of Lewes)の儀礼称号で称された。

経歴

1914年11月8日、第4代アバーガヴェニー侯爵ガイ・ラーナック=ネヴィル英語版とその妻イザベル(旧姓ラーナック)の間の長男として生まれる[1][2]

イートン校を経てケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに進学[1]。第二次世界大戦に出征し、殊勲者公式報告書に名前が載った[1]

1947年から1954年まで東サセックス地方議会英語版の議員を務めた[1]1949年から1961年にかけてはケント・ヨーマンリー連隊英語版の、1961年から1962年にかけてはケント及び狙撃兵ヨーマンリー連隊英語版の名誉連隊長(Honorary Colonel)を務めた[1][2]

1954年3月30日の父の死により爵位を継承し、貴族院議員に列した[3]

1955年から1985年までマッセイ・ファーガソンの取締役(Director)を務めた[1][2]。1962年から1985年にかけてロイズ銀行の頭取(Chairman)を務めた[1][2]。1972年にはアスコット競馬場における女王陛下名代に就任して、10年にわたって同職を務めている[2]

1974年ガーター勲章を受勲した[1][2]。1974年から1989年にかけては東サセックス統監英語版を務めた[1][2]1977年から1994年にかけてはガーター騎士団長英語版を務めた[1][2]

2000年2月23日に死去した。男子が一人あったが、先立たれていたため、アバーガヴェニー男爵位を除く保有爵位は弟ルパート・ラーナック=ネヴィルの息子であるクリストファー・ネヴィル英語版に継承された。一方議会招集令状英語版による爵位であるバーガヴェニー男爵英語版は娘3人の間で停止(abeyance)となった[2]

栄典

爵位

1954年3月30日の父ガイ・ラーナック=ネヴィル英語版の死去により以下の爵位を継承した[1][2]

勲章

その他

家族

1938年にジョン・ハリソン中佐の娘メアリーと結婚し、彼女との間に以下の5子を儲けた[1][2]

  • 第1子(長女)アン・パトリシア・ネヴィル (1938-) マーティン・ホワイトリー大尉と結婚
  • 第2子(次女)ヴィヴィアン・マーガレット・ネヴィル (1941-2018) アラン・リリングストンと結婚
  • 第3子(三女)ジェーン・エリザベス・ネヴィル (1944-1946)
  • 第4子(長男)ヘンリー・ジョン・モンタギュー・ネヴィル (1948-1965) 儀礼称号でルイス伯爵
  • 第5子(四女)ローズ・ネヴィル (1950-) ジョージ・クロウズと結婚

脚注

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注釈

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Lundy, Darryl. “Lt.-Col. Sir John Henry Guy Nevill, 5th Marquess of Abergavenny” (英語). thepeerage.com. 2016年6月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n Heraldic Media Limited. “Abergavenny, Marquess of (UK, 1876)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年6月11日閲覧。
  3. ^ UK Parliament. “Mr John Nevill” (英語). HANSARD 1803-2005. 2016年6月11日閲覧。

外部リンク

宮廷職
先代:
第16代ノーフォーク公
アスコット競馬場の女王陛下名代
1972年–1982年
次代:
サー・ピアーズ・ベンゴー英語版
名誉職
新設 東サセックス統監英語版
1974年–1989年
次代:
サー・リンジー・ブライソン英語版
先代:
第10代コバム子爵
ガーター騎士団騎士団長英語版
1977年–1994年
次代:
第6代キャリントン男爵
イギリスの爵位
先代:
ガイ・ラーナック=ネヴィル英語版
第5代アバーガヴェニー侯爵
1954年–2000年
次代:
クリストファー・ネヴィル英語版
第25代バーガヴェニー男爵英語版
1954年–2000年
停止



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