ジャック・バウアーが生まれるまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 08:19 UTC 版)
「ジャック・バウアー」の記事における「ジャック・バウアーが生まれるまで」の解説
「24」の共同制作者であるジョエル・サーノウは「元々どんな人物かなんてわからなかった。何人もの役者をキャスティングしていった中で、キーファー・サザーランドの名を聞いたとき、まさにジャック・バウアーだと思ったんだ。」と語っており、制作当初は具体的な人物像が浮かんでいなかったことを言及している。 2000年、当時「劇中の出来事がリアルタイムで進行する」という手法をドラマのパイロット版制作で試していた、ディレクターのスティーヴン・ホプキンスは、友人であったキーファー・サザーランドに連絡を取り、協力を依頼した。これがきっかけで、キーファー・サザーランドはバウアー役を得ることになるのだが、サザーランドは「都合の良すぎる話だから、上手く行く訳ないと思ってたんだ。むしろ金を積んで、自分がダメだったら非公開にさせるぐらいの気負いだったしね。」と後のインタビューで語っている。 「24」では毎シーズン約24時間分の映像を製作しなければならない。それについてキーファー・サザーランドは、「12本の映画を制作しているようなものだから、当然その過程でNGも出るだろう。だがそれ以上にこのペースで制作することによる利点の大きさにとても驚いたよ。」と語っている。 2006年、キーファー・サザーランドは「24:シーズン5」以降3シーズンにバウアーとして出演する契約を交わした。この契約は報道によると、4千万ドル(約40億円)にも相当するとされる。キーファー・サザーランドはバウアーとして「24」に出演すると同時に、「24」シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーも務めるようになった。
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