シロヘビの現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 05:07 UTC 版)
生息域内の都市化が進み、米倉、水路、石垣といったシロヘビの棲みかが次第になくなり、また、餌となるネズミが1945年(昭和20年)以降、伝染病対策として薬剤駆除の対象となったため、天然のシロヘビはその個体数を減らしている。そのため、1965年(昭和40年)3月以降、岩国市内の6か所にシロヘビの繁殖育成施設等を設けるなどの、保護策を講じている。保護活動の主体は、岩国市および財団法人岩国白蛇保存会である。 保護活動の庇護下(繁殖育成施設等の管理下)にあるシロヘビの頭数は、2005年(平成17年)6月の時点で943頭。毎年の平均で1,000頭前後であったが、2008年には782頭と減ってしまった。2009年、原因不明の胃腸炎の流行により24頭のシロヘビの死亡が確認された。
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