シルバー王座創設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 04:26 UTC 版)
「東洋太平洋ボクシング連盟」の記事における「シルバー王座創設」の解説
2016年3月30日から3日間に渡りフィリピンで開かれた総会でシルバー王座創設を発表した。 当初、フィリピンGABよりOPBF戦活性化などを理由に正規王者の活動状況にかかわらず「暫定王座」として設立の意向を示し、総会期間中に当たる4月1日に3階級の「暫定王座決定戦」という名目の試合が組まれていた(1試合は引き分け)。 しかし、これに対してJBCより「権威がなくなる」等と意見を提出し、さらにWBC会長としてOPBF総会に初めて出席したマウリシオ・スライマンからの助言もあったため、暫定王座からWBCでも採用している「シルバー王座」に変わることになった。 なお、JBCはOPBFシルバー王座戦の国内開催は認めない方針を打ち出している。また、2017年10月よりJBCライセンスを保持する選手がシルバー王座獲得後、返上などにより空位となった正規王座に昇格した場合、世界タイトル挑戦資格として指名試合のクリアを義務付けた。 設立当初は運用が曖昧だったが、2018年よりルールが明確になった。また、OPBF共同会長を務める安河内剛によると、2017年まで80%が日本で挙行されたOPBFタイトル戦が2018年にはタイ、台湾、中国などでシルバー王座が導入されたことによりその比率が60%まで下がったという。
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