シリーズ I - W07とは? わかりやすく解説

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シリーズ I - W07 (1930年–1938年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 10:11 UTC 版)

メルセデス・ベンツ・770」の記事における「シリーズ I - W07 (1930年1938年)」の解説

1930年770は、メルセデス・ベンツ・タイプ630英語版)の後継車種として登場し、社の内部コードはW07であった。この高価な車種は、主として政府公用車用いられた。 顧客には、ドイツ国大統領パウル・フォン・ヒンデンブルク昭和天皇、そして、ローマ教皇ピウス11世名を連ね1931年からはアドルフ・ヒトラー770を使うようになり、W07シリーズは、1938年までに117台が製造された。 770のW07には、排気量7,655cc(467.1cu in)でオーバーヘッドカムシャフト英語版)とアルミ製のピストン装備された、直列8気筒エンジン搭載されていた。このエンジンは、スーパーチャージャーがない状態で、150bhp(112kW)/2800rpmの出力発生する事ができた。オプション装備であるルーツ式スーパーチャージャー全力作動させた場合出力は200bhp(149kW)/2800rpmまで増加し、160km/hの最高速度を出す事が可能であったトランスミッション前進4速で、そのうち3速目まではダイレクト4速目はオーバードライブ英語版であった。 W07は、前後を半楕円形の板ばねによって、車軸懸架吊り下げられる現代的な箱型シャーシー装備していた。車体の形状によって寸法異なるが、シャーシーホイールベースは3,750mm、フロントトラックはリアトラックと同じ1,500mmであった

※この「シリーズ I - W07 (1930年–1938年)」の解説は、「メルセデス・ベンツ・770」の解説の一部です。
「シリーズ I - W07 (1930年–1938年)」を含む「メルセデス・ベンツ・770」の記事については、「メルセデス・ベンツ・770」の概要を参照ください。

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