シュトゥーニケン=ハウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:26 UTC 版)
「ハム (ヴェストファーレン)」の記事における「シュトゥーニケン=ハウス」の解説
消防隊長のシュトゥーニケンがこの館とシュトゥーニケンマルクト(教会祭)の名前の由来である。 アントニ通り10番地のシュトゥーニケン=ハウスは、屋外階段を持つバロック様式の切妻建築である。この建物は市の消防隊長ヨハン・ベルンハルト・シュトゥーニケン(1702年 - 1784年)によって1748年に、北ドイツの商人の館をモデルに建設された。この当時の建物としては珍しく、数多くの火災や第二次世界大戦時のハムに対する空襲を切り抜けた。建設者の死後、息子のナタナエル・シュトゥーニケンがこの館を相続した。これをさらに義兄弟のヨハン・ペーター・シュミッツが相続した。彼の妻マグダレーナ(シュトゥーニケン家出身)は1842年に亡くなった。その後この屋敷は商人のアウグスト・クラスマンのものとなった。クラスマンは1864年にシュトゥーニケン=ハウスを旅館の亭主フリードリヒ・レッフェルトに売却し、1878年に息子のモーリッツ・レッフェルトがこれを相続した。その後この館はレッフェルト家から毛皮加工職人アントン・エーデルに渡り、その死後は息子のヨハン・エーデルが受け継いだ。エーデル家は1977年にこの不動産をハム市に売却した。この館は1978年に徹底的に改修された。現在その内部は飲食店となっている。この建物は1986年から保護文化財に指定されている。
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