シャジャル・アッ=ドゥッル
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シャジャル・アッ=ドゥッル(シャジャルッドゥッル、アラビア語:شجر الدر 転写:Shajar al-Durr、 ? - 1257年4月28日)は、アイユーブ朝のスルタン、サーリフの夫人で、マムルーク朝の初代君主(在位:1250年)。イスラム世界の歴史において稀少な女性の君主。アイユーブ朝を引き継いでエジプトを支配したマムルーク朝は、初代スルタンにシャジャル・アッ=ドゥッルを継承したイッズッディーン・アイバクを擬することも多いが、事実上は、わずか3ヶ月であっても統治を行ったシャジャル・アッ=ドゥッルが開いた王朝であると言える。
- 1 シャジャル・アッ=ドゥッルとは
- 2 シャジャル・アッ=ドゥッルの概要
- 3 参考文献
固有名詞の分類
マムルーク朝の君主 | マンスール・ウスマーン サラーミシュ シャジャル・アッ=ドゥッル マンスール・アブー=バクル ザーヒル・タタール |
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