シャシー購入時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 16:21 UTC 版)
「エンバシー・ヒル」の記事における「シャシー購入時代」の解説
1973年にグラハム・ヒルがエンバシー レーシング ウィズ グラハム ヒルの名称でチームを設立した。初年度はシャドウからシャシーを購入し、ヒルのみの1カー体制で第4戦スペイングランプリから参戦したが、かつての名手をもってしても後方グリッドからのスタートがほとんどで、入賞を記録することはなかった。 1974年にはシャシーをローラ製に変更、セカンドドライバーとしてガイ・エドワーズ(後半戦でロルフ・シュトメレンと交替。他にピーター・ゲシンが1戦のみ参戦)が加わった。相変わらず後方グリッドからのスタートがほとんどであったが、唯一第7戦スウェーデングランプリでヒルが6位入賞を記録した。 1975年も序盤3戦をローラ製シャシーで戦ったが、シュトメレンが第3戦南アフリカグランプリで記録した7位が最高で、ポイントは挙げられずに終わっている。また、アルファロメオ水平対向12気筒エンジンを搭載してテストが行われたが、レースには出走しなかった。
※この「シャシー購入時代」の解説は、「エンバシー・ヒル」の解説の一部です。
「シャシー購入時代」を含む「エンバシー・ヒル」の記事については、「エンバシー・ヒル」の概要を参照ください。
- シャシー購入時代のページへのリンク