シャコタン車侵入対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 13:12 UTC 版)
極端に車高を下げることにより、駐車場や歩道や砂道や雪道の段差、中央部が盛り上げられている踏切(通称カマボコ踏切)、坂道を通過することが難しくなるため、シャコタン車のドライバー除けに使用される。シャコタンにして、最低地上高を下げると、アプローチアングルやデパーチャーアングルが小さくなり、段差を乗り越えることが難しくなるからである。また、フェリー乗船時にも可動橋や船内のスロープで腹がつかえるおそれがある。このため、最初から乗船を断られることもある。これらの背景から、段差や未舗装路の走行を想定して一時的に車高を上げるための簡易エアサスも存在する。 改造車の集会に使われていた地下駐車場が入り口に高さ90mmの段差を設置したところ、集会が無くなった事例がある。
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