シオニズム指導者とアラブ民族指導者の言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 19:48 UTC 版)
「シオニズム」の記事における「シオニズム指導者とアラブ民族指導者の言葉」の解説
「私はユダヤ教徒(ユダヤ人)であり、シオニストである。私にとってこの二つは切り離せない一つの拠り所である。またこれが、歴史的なユダヤ教の立場であるとも考えている」 —ラビ・エマニュエル・ラックマン 「私達アラブ人、特に教育と知識のある者は、シオニズム運動に対して心から共感を覚え、見守っている。(中略)私達アラブ人は、ユダヤ人帰還者を心から歓迎する。我々は改革され、更に改善された中東社会を求め、共に働くつもりである。二つの運動は、相補的であり、また民族的であり、帝国主義的なものとは無縁である。シリアには二つの民族が共存できる余地がある。実際に、どちらか一方が存在しなければ、これは成功する運動ではない。(中略)私は、私の民族と全く同じように、我々が支持しあうようになろう将来を、楽しみに待っている」 —ファイサル1世 (イラク王)からフェリックス・フランクファーターへ 1919年3月3日 「我々は、ユダヤ人が、ロシア・ドイツ・オーストリア・スペイン・アメリカなど外国から、パレスチナの地にたどり着くのを見てきた。深い判断力を持っているものならば、ユダヤ人の権利に目を閉ざすことはできない。我々は、あらゆる違っている点にもかかわらず、この土地が共に愛され、あがめられ、共通の祖国であり、同時に、この土地の本来の子らのものであることを知っている」 —ヨルダン国王・フセイン1世
※この「シオニズム指導者とアラブ民族指導者の言葉」の解説は、「シオニズム」の解説の一部です。
「シオニズム指導者とアラブ民族指導者の言葉」を含む「シオニズム」の記事については、「シオニズム」の概要を参照ください。
- シオニズム指導者とアラブ民族指導者の言葉のページへのリンク