サンプチパープル【サンプチパープル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8572号 |
登録年月日 | 2000年 12月 22日 | |
農林水産植物の種類 | アスター | |
登録品種の名称及びその読み | サンプチパープル よみ:サンプチパープル |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 羽田野昌二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「緋の舞」に「シネラリア咲き特選混合」を交配して育成されたものであり,外花弁が濃青味紫色のかなり小輪花で,やや晩生の切花向きの品種である。草姿はほうき型,一次分枝の発生量はやや多,発生位置は全体にわたる,二次分枝の発生量は多,開花時草丈はやや高である。節数は中,茎の太さ(地上10㎝)はやや細,茎の太さ(最長側枝の1/2の点)は細,最長の一次分枝長は長,茎の強度は中である。葉身長(最長側枝の最大葉)はやや長,葉幅はかなり広,葉柄長は極長,葉身長(地上10㎝の葉),葉幅及び葉柄長は中,葉色は濃緑である。花弁の形は舟底弁,外花弁の反り方は平,花径はかなり小,花弁の長さ(最外弁)は短,幅は中,総ほう部の直径はやや小,外花弁の色は濃青味紫(JHS カラーチャート8307),花盤の色は黄,舌状花数はかなり少,管状花数及び総ほう片数は極少である。開花期の早晩性はやや晩である。「ハナパープル」と比較して,花弁の幅が広いこと,外花弁の色が濃青味紫であること等で,「プチローズ」と比較して,葉身長(最長側枝の最大葉)が短いこと,葉幅(地上10cmの付近の葉)が狭いこと,外花弁の色が濃青味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に出願者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において「緋の舞」に「シネラリア咲き特選混合」を交配し,その実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「プチパープル」であった。 |
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