サバン・ブランド時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:14 UTC 版)
「パワーレンジャー」の記事における「サバン・ブランド時代」の解説
2010年5月、ハイム・サバン率いるサバン・キャピタル・グループは2008年から続く交渉の結果、パワーレンジャーの権利を4300万ドルでディズニーから買収。 サバンは東映と新シリーズ制作配給の契約を結び、バンダイ・アメリカとアジアを除いた地域のマスタートイライセンス契約を結ぶ。 サバン・キャピタルは本シリーズの買収と同時にブランド管理会社サバン・ブランドを設立し、2011年の『パワーレンジャー・サムライ』以降、同社が本シリーズの制作・配給を手がけている。シリーズの著作権はBVSエンターテイメントからSCG Power Rangers LLCに移行。放送局はニコロデオンに変更され、2021年までの放送が決定している。 サバンの意向でサムライ以降の作品は2シーズン制となり、1作品の放送期間が2年に変更された。 サバン・ブランドはテレビ放送に加え、DVD/Blu-ray・携帯連動・ゲーム・仮想空間・ソーシャルメディア・ライブイベント・家族ツアーなどの展開を示唆しており、サバンが番組の配給、バンダイが玩具、バンダイナムコゲームスがゲームをそれぞれ担当するとしている。 撮影はディズニー時代に続いてニュージーランド・オークランドのスタジオ・ウェストで行われている。 サバン・ブランドは原作となるスーパー戦隊シリーズに忠実な番組作りを目指し、新規戦闘シーン撮影を行わない方針となった。 2014年にサバン・ブランドはライオンズゲートと共同でパワーレンジャーの新作映画を制作すると発表。2017年に映画『パワーレンジャー』が公開された。
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