サクラハリケーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 23:07 UTC 版)
「仮面ライダー鎧武/ガイム」の記事における「サクラハリケーン」の解説
サクラハリケーンロックシードから変形する、バイク型ロックビークルの試作機。カウル部にサクラの花の意匠がある。4ストローク4気筒ガソリンエンジンYGE-001を搭載。ディメンション・インジケーターと呼ばれる人為的にクラックを発生させる次元転移装置に内蔵されたワープ駆動装置ディメンジョンシフターの機能により、ヘルヘイムの森へとつながる空間の裂け目クラックを発生させることが可能で、スピードメーターの表示が「999」になると車体がエネルギーシールドに包まれ、サクラの花状のクラックをくぐり抜けて転移する。なお、この「999」とは速度ではない謎の数値であり、それが規定値に到達することでヘルヘイムの森に入れるという設定になっている。『鎧武/ガイム』の制作時期では、バイクが公道を猛スピードで走るような演出はできないため、車体が旋回し花びらが舞うという非現実的な描写をすることで、スピード以外の要素で転移していることを表現している。 劇中では、シドからロックシードを受け取った仮面ライダー鎧武が主な使用者となっているが、第10話では仮面ライダー黒影と仮面ライダーブラーボもヘルヘイムの森への侵入に使用した。そのほか第7話では、仮面ライダー龍玄が鎧武から借りて騎乗している。 デザインモチーフは、日本を代表する花であるサクラ。制作者たちにとって、ピンク色を配したバイクが男児に受け入れられるかが懸念材料だったが、玩具の売り上げにはそれほど影響はなかった。ベース車種はCRF250L。
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