サイロン・ガーディアン・ベーススター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/30 05:16 UTC 版)
「サイロン・ベーススター」の記事における「サイロン・ガーディアン・ベーススター」の解説
第一次サイロン戦争末期にサイロンが開発した次世代型ベーススターのプロトタイプ艦。外観は現行のベーススターと円盤型ベーススターを中心部で組み合わせたようなデザインがなされている。現行のベーススター中枢サイロンハイブリッドの試作体となるファーストハイブリッドを中枢機構として組み込んでいる。このハイブリッド及び艦の護衛のため、初期型サイロンセンチュリオン及びサイロンレイダーによる護衛部隊「ガーディアン」が配置されている。 現行のベーススターが完成すると、ガーディアン・ベーススター及びその乗員・搭載兵器の全てが不要とされ廃棄されたが、実際はガーディアンに守られて現在も存在しており、完成から40年を経て、哨戒機捜索中のバトルスター・ペガサスと遭遇。戦闘の後、内部から核爆弾により破壊された。 艦の中枢となるファーストハイブリッドは、休戦直前に捕縛したコロニアル所属民間宇宙船の複数の乗員に凄惨な人体実験を施した結果完成されたものであり、初の人間とサイロンを融合させたハイブリッド生命体となる。その後に現行のハイブリッドが量産されていくことになるが、現行タイプに見られる若い女性型ではなく壮年の男性型である。人類とサイロンに関して達観した思考と認識を持ち、自らを破壊するため侵入してきたその時の空母ペガサス副長ケンドラに対し、カーラ・スレイスに人類の運命を委ねてはならないという警告を発した後、核爆弾の起爆により艦と運命を共にした。
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