サイホンゼット式(腰掛式)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 21:27 UTC 版)
「水洗式便所」の記事における「サイホンゼット式(腰掛式)」の解説
基本構造はサイホン式に準じるが、排水口近くにあるゼット孔からの水勢を利用し、より強力なサイホン作用を発生させて汚物を排出する方式。溜水面はかなり広く、汚れが付着しにくい。使用水量が多いため(1960年代は20リットル、のちに13リットル)、パブリック用では比較的以前から多く採用されていたが、住宅用では10リットル以下への節水化が進んだ1990年代以降に普及。使用水量はゼット孔からの水が7割を占め、上部からの水は3割程度である。
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