サイダ_(アルジェリア)とは? わかりやすく解説

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サイダ (アルジェリア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/11 07:21 UTC 版)

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サイダ

سعيدة
標語: 
"From the people, for the people"
サイダ県内でのサイダの位置
サイダ
アルジェリア内でのサイダの位置
サイダ
アルジェリア内でのサイダの位置
北緯34度50分 東経0度9分 / 北緯34.833度 東経0.150度 / 34.833; 0.150
 アルジェリア
サイダ県
等時帯 UTC+1 (CET)
ISO 3166コード CP

サイダアラビア語: سعيدة‎、Saïda)は、アルジェリア都市サイダ県の県都に定められている。2004年当時の人口は約131,000人[1]

オランの南東約174km、テル・アトラス山脈の南麓に位置する。サイダ川右岸に位置し、周辺では小麦オリーブブドウなどが栽培される[1]

歴史

サイダはローマ人が建設した砦を起源とする[1]

フランスによるアルジェリアの植民地化に抵抗したアブド・アルカーディルはサイダに拠点を置き、1844年にフランス軍の攻撃を受けた際にアブド・アルカーディルは町を焼き払った。1854年にサイダはフランスの軍事拠点として再建され、後にフランス外人部隊の基地が置かれた[1]

産業

サイダはヒツジ、ヤギの商取引、革製品の製造、ミネラルウォーターの採取・販売で知られている[1]。また、食品工業、セメント工業も発達している[2]

交通

サイダには鉄道が通り、町の北には空港が置かれている[2]。線路には狭軌のレールが使われているが、標準軌への切り替えが予定されている。

脚注

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  1. ^ a b c d e 飯山 2012, p. 417
  2. ^ a b 三省堂編修所 1998, p. 355

参考文献

  • 飯山陽「サイーダ」『世界地名大事典 3』中東・アフリカ、朝倉書店、2012年11月。ISBN 978-4-254-16893-8
  • 『コンサイス外国地名事典』三省堂編修所、三省堂、1998年4月、第3版。 ISBN 978-4-385-15338-4

外部リンク


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