ゴールド劇場・シルバー劇場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 06:10 UTC 版)
「スターキャット・ケーブルネットワーク」の記事における「ゴールド劇場・シルバー劇場」の解説
ゴールド劇場・シルバー劇場(ゴールドげきじょう・シルバーげきじょう)は、名古屋市中村区太閤1丁目に所在していた2スクリーンの映画館。 詳細は「ゴールド劇場・シルバー劇場」を参照 1956年7月31日、古川為三郎により発足した名画座『マキノ劇場』(まきのげきじょう・座席数:292席)がその前身。館名は映画館があった場所が中村区牧野町だったことに由来している。その劇場跡地に建てられ、1983年8月8日にオープンしたのがゴールド劇場とシルバー劇場である。 当初ゴールドは名画座、シルバーは成人向映画の上映館としてスタートしたが、同年12月3日よりシルバーが名画座路線に転向。その後アート系作品を多数上映するミニシアターに転身し多くの名作・佳作を輩出。名宝会館閉館後の一時期は東宝洋画系の作品(『K-19』『ハルク』『サンダーバード』等)も上映していた。また、同館のあったビルの1階にはパチンコ店(末期はまんが喫茶)がテナントとして入居していた。 オープン以来2,050本の作品を上映してきたが、都市計画道路事業用地として道路拡張工事が行われる影響で2012年2月3日を以て閉館となり、28年(マキノ劇場時代から数えると56年)の歴史に幕を閉じた。最終日はスターキャット・シネクラブ会員が選ぶ“最後の1本”として『ニュー・シネマ・パラダイス』がゴールド劇場で特別上映され、立ち見が出るほどの盛況ぶりとなった。 当館の閉館により、旧ヘラルドグループが運営していた映画館はすべて姿を消した。 座席数 ゴールド: 220席 シルバー: 140席
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