ゴールデン・ワイドとは? わかりやすく解説

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ゴールデン・ワイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 16:36 UTC 版)

ゴールデン・ワイドは、TBSラジオ[1]で1972年〜1985年のナイターオフ期の平日夜に放送していたラジオ放送枠

第1期

1972年のナイターオフ期の平日19:00~21:00の2時間ワイド番組として編成[2]

第2期

  • 1973年から1985年のナイターオフ期から平日20:00~21:00に編成[3]。但し、1979年10月期は30分繰上げ、19:30~20:30に編成[4]
  • 1980年10月期には5分短縮し、終了時間が20:55に変更[5]
  • 火曜
    • 森繁久弥「わがこころの唄」
    • 八木誠「ザ・ディスク」(1974年10月)
    • 八木誠「世界のスーパースター」(1975年10月)[8]
    • 坂上二郎の演歌・わが心の歌 ※ここから1983年期まで佐川急便一社提供(1976年10月)[9]
    • 北島三郎「サブちゃんの演歌街道まっしぐら」(1977年期~1983年期)[10]
    • ドンと文珍・とびきりナイト(桂文珍斉藤ゆう子 1984年期)[11]
    • 歌・そして…めぐり逢い(五木ひろし 1985年期)[12]
  • 水曜
    • 淀川長治「ラジオ名画劇場」
    • 芥川隆行 うたごころ(1974年期)
    • 渥美清「ラジオにて発します」(1975年期)
    • 永六輔六輔七転八倒」(1976年期~1983年期)
    • 日本列島盛り場ヒット情報(小林繁菅原牧子 1984年期)
    • 日本列島おもしろヒット情報(小林繁・菅原牧子 1985年期)
  • 金曜
    • 山本学「ヨーロッパと私」
    • 「パーソナリティースペシャル26」(1974年期)
    • 鈴木明・野沢那智「“ヒューマンドキュメント”歌は世界をめぐる」(1975年期)
    • プロ野球40年 名勝負夜話(水原茂寺内大吉 1976年期)
    • 野球はドラマだ!(牧野茂渡辺謙太郎 1977年・1978年期)
    • ラジオスコープ(黒井千次 1979年期)※ここから1982年期まで日立一社提供
    • ソングコレクション(岸田智史杉田かおる(1981年期) 1980年期・1981年期)
    • 日立ミュージックシティ(1982年期)[13]
    • 武田鉄矢の金八ラジオ(1983年期・1984年期)[14]
    • 週刊トーク~アッコとバンちゃん~(板東英二和田アキ子 1985年期)

第3期

1990年度のナイターオフ期の月曜〜木曜の20:00〜20:55に編成

同時ネット局

いずれの局も、当レーベルが編成されていた時期には、テレビ放送部門を保有する「ラ・テ兼営局」であった。

  • TBS(制作局、現:TBSラジオ
  • 北海道放送
  • 中部日本放送(現:CBCラジオ
  • 朝日放送(ABC、現:朝日放送ラジオ
  • RKB毎日放送
    • 『日本列島盛り場ヒット情報』『日本列島おもしろヒット情報』では、北海道放送が札幌市・中部日本放送が名古屋市・朝日放送が大阪市・RKB毎日放送が福岡市の盛り場からの生中継を担当。各局のリポーター(中部日本放送:アナウンサーの島津靖雄、朝日放送:ラジオパーソナリティの土谷多恵子)が、現地での有線リクエストでの人気曲や話題曲を紹介していた。

近畿広域圏でのネット状況

近畿広域圏ではABCと毎日放送(現:MBSラジオ)がJRNに加盟していて、当レーベルが編成されていた時期には、MBSも「ラ・テ兼営局」であった。その一方で、両局のテレビ放送部門では、1975年3月30日(月曜日)にネットチェンジを実施。これを機に、近畿広域圏におけるTBS(テレビ)系列の加盟局がABCからMBSへ移行した。以上の事情から、当レーベルの編成やレーベル内番組のネットについては、他地域のネット局と異なる対応が為されていた。

  • ABCでは、第2期の1976年度から1985年度まで、当レーベル内の番組を年度下半期に同時ネット。ただし、「ABCゴールデン・ワイド」という独自のレーベル名を冠していたほか、一部の曜日(1976年度から1980年度までは木曜日→1981年度から1985年度までは月・木曜日)の放送枠を自社制作番組に充てていた。1986年度の下半期から『歌謡大全集』(1985年度まで年度下半期限定で19時台に編成されていた自社制作番組)の生放送を20時台にまで延長したため、第3期では全曜日でネットを見送っている。
  • TBSは1974年度から1980年度まで『淀川長治・ラジオ名画劇場』を通年(年度上半期は単独)で放送していたが、ABCでも、「ABCゴールデン・ワイド」を初めて設ける前(1975年度)に『 - ラジオ名画劇場』を遅れネット方式で通年放送。上半期には毎週日曜日の22:00 - 23:00、下半期には毎週土曜日の20:00 - 21:00に放送枠を編成していた(当該項で詳述)。その一方で、1976年度から1980年度までは、『 - ラジオ名画劇場』を年度下半期(「ABCゴールデン・ワイド」内での編成分)に限って同時ネットで放送。
  • 1983・1984年度の「ABCゴールデン・ワイド」では、金曜日に『武田鉄矢の金八ラジオ』の同時ネットを実施していた。その一方で、『金八ラジオ』の母体に当たる『3年B組金八先生』(TBSのテレビ放送部門が制作していた武田主演の連続ドラマ)は、1979年の第1シリーズから一貫してMBS(当時のテレビ放送部門)で放送されていた。
  • 1981年度から通年で放送されていた『ラジオ図書館』については、ABCが同年度のみ、単独番組として毎週日曜日の17:00 - 18:00に編成。近畿広域圏におけるネット局がMBSに変更された1982年度以降も、単独番組扱いによる時差ネットが番組自体の終了(1996年9月)まで続けられていた(当該項で詳述)。

脚注

TBSラジオJRN系) 火〜金曜20時台のナイターシーズンオフ番組
前番組 番組名 次番組
-
ゴールデン・ワイド

ゴールデンワイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 02:54 UTC 版)

ゴールデンワイド(Golden Wide)




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