コンピュータ科学の教科書とMINIX
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「アンドリュー・タネンバウム」の記事における「コンピュータ科学の教科書とMINIX」の解説
タネンバウムは、コンピュータ科学のいくつかの教科書の著者およびMINIXの開発者として、広く知られている。タネンバウムが著した教科書は、それぞれの専門分野の定番の教科書として有名である。主な教科書は以下のとおりである。 Operating Systems: Design and Implementation, (共著) ISBN ISBN 0-13-142938-8『オペレーティングシステム 第3版 設計と実装』 吉澤康文ほか訳 ISBN 4-89471-769-7 Modern Operating Systems, ISBN 0-13-031358-0『モダンオペレーティングシステム 原書 第2版』 水野忠則ほか訳 ISBN 4-89471-537-6 Distributed Systems: Principles and Paradigms, (共著) ISBN 0-13-088893-1『分散システム 原理とパラダイム』 水野忠則ほか訳 ISBN 4-89471-556-2 Computer Networks, ISBN 0-13-066102-3『コンピュータネットワーク 第4版』 水野忠則ほか訳 ISBN 4-8222-2106-7 Structured Computer Organization, ISBN 0-13-148521-0『構造化コンピュータ構成 第4版 デジタルロジックからアセンブリ言語まで』 長尾高弘ほか訳 ISBN 4-89471-224-5 Operating Systems: Design and Implementation では、オペレーティングシステム (OS) の設計と理論を説明し、OSの実装をMINIXを例としてそのソースコードを掲載して説明している。タネンバウムはMINIXの開発で中心的な役割を果たした。MINIXは、OSを学ぶ人向けの無料で利用できるOSである。Unix系OSであり、設計方式はマイクロカーネルである。
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