コンシューマーゲーム参入・撤退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:34 UTC 版)
「サンテックジャパン」の記事における「コンシューマーゲーム参入・撤退」の解説
業績が好調だったことから、1996年に社長自らが製作総指揮したプレイステーション用ゲーム『里見の謎』でコンシューマーゲーム業界に参入した。翌1997年には『10101〜“WILL”The Starship〜』を製作している。この2つのゲームは、ミュージシャンの三井一正や、Jフォースで多くのゲーム開発に携わった横塚英一郎を中心に開発が進められたもので、当時沖縄タレントアカデミー生徒だった島紘子にナレーションや主題歌を担当させ、沖縄タレントアカデミーの併設校でプログラマーやCGデザイナーなどを育成するマルチメディア学院の卒業生を製作スタッフに起用した。 しかし社内にゲームの開発環境に詳しい人物が少なく、あまりにも矛盾の多いシナリオや、貧相なゲーム内容・劣化したシステムを「新システム」と言い切って導入する等の要素から酷評を受けた。売上も芳しくなく業績は悪化し、1998年にコンシューマーゲーム市場から撤退する。 その後は本来のカラオケ事業を中心に経営していた。
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