コンゴーニャスとは? わかりやすく解説

コンゴーニャス【Congonhas】

読み方:こんごーにゃす

ブラジル南東部ミナスジェライス州の町。州都ベロオリゾンテの南約90キロメートル標高800メートル山間位置する18世紀金鉱採掘の財によって建立されボンジェズス‐ド‐マトジーニョス聖堂には、建築家彫刻家、アレイジャディーニョによる12体の預言者彫像がある。1985年に「ボンジェズス‐ド‐コンゴーニャスの聖所」という名称で世界遺産文化遺産)に登録された。コンゴーニャス‐ド‐カンポ


コンゴーニャス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/03 17:48 UTC 版)

ボン・ジェズス・ド・
コンゴーニャスの聖域
ブラジル
英名 Sanctuary of Bom Jesus do Congonhas
仏名 Sanctuaire du Bon Jésus à Congonhas
登録区分 文化遺産
登録基準 (1), (4)
登録年 1985年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示
イザヤの彫像

コンゴーニャスないしコンゴーニャス・ド・カンポ(Congonhas do Campo)は、ブラジルミナス・ジェライス州にある歴史的な町である。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンテBelo Horizonte)からは南に90 km のところにある。人口は約5万人である。

世界遺産

この町は、ボン・ジェズス・デ・マトジーニョス聖堂というバシリカ教会堂と、それに関連する彫刻群で知られている。この聖堂は18世紀のポルトガル人の金鉱採掘師フェリシアーノ・メンデスの依頼で建てられたものである。この聖堂の特筆すべき主要な彫刻群は、「ブラジルのミケランジェロ」の異名を取った世界屈指のバロック様式の芸術家アレイジャディーニョの手になるものである。聖堂のファサード前の石段には、石鹸石に彫られた旧約聖書預言者たちの像が12体並んでおり、これはアレイジャディーニョの最高傑作の一つに数えられている。

傑出した芸術的価値を持つ聖堂とその周りは、1985年に「ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖域」(英語登録名の訳)ないし「コンゴーニャスにおけるボン・ジェズスの聖域」(仏語登録名の訳)の名で、ユネスコ世界遺産に登録された。

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
聖域内の礼拝堂

座標: 南緯20度29分59秒 西経43度51分28秒 / 南緯20.49972度 西経43.85778度 / -20.49972; -43.85778




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