リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群
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リオデジャネイロ : 山と海との間のカリオカの景観群(リオデジャネイロ : やまとうみとのあいだのカリオカのけいかんぐん)は、ブラジルの大都市リオデジャネイロにあるUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。街並みを対象とする世界遺産ではなく、コルコバードの丘やコパカバーナ海岸など、都市周辺の人の手が加わって発達してきた文化的景観がまとめて対象となっている。文化的景観を対象とする世界遺産の登録は、ブラジルでは2012年に登録された本件が初めてであった。リオデジャネイロの美しい景観は「世界三大美港」の一つ[1][2]とも言われる。それらの美しい景観群は、文芸、音楽、都市計画など、広範囲な分野において創作を触発してきた[3]。なお、登録名に含まれる「カリオカ」とは、リオデジャネイロの住民や出身者を指す名詞、または都市と住民の形容詞形である。
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注釈
- ^ 『コンサイス外国地名事典』第3版、1998年、p.340では704 m、地球の歩き方編集室 2014, p. 81では709 m、アンジェロ・イシ 2010, p. 27では710 mなどとなっている。
- ^ 『コンサイス外国地名事典』第3版および地球の歩き方編集室 2014, p. 82の数値。アンジェロ・イシ 2010, p. 27では404 m。
出典
- ^ アンジェロ・イシ 2010, p. 27
- ^ 『コンサイス外国地名事典』第3版、1998年、p.1085
- ^ a b 日本ユネスコ協会連盟 2013, p. 18
- ^ a b c d e ICOMOS 2012, p. 378
- ^ a b ICOMOS 2012, p. 390
- ^ ICOMOS 2012, p. 384
- ^ World Heritage Centre 2012, p. 210
- ^ Cultural Landscape(世界遺産センター)
- ^ World Heritage Centre 2012, p. 213
- ^ 西和彦「第三六回世界遺産委員会の概要」(『月刊文化財』2012年11月号)、p.49
- ^ a b c 世界遺産検定事務局 2013, p. 95
- ^ 正井泰夫監修『今がわかる時代がわかる世界地図・2013年版』成美堂出版、2013年、p.141
- ^ 古田 & 古田 2013, p. 182
- ^ 谷治正孝監修『なるほど知図帳・世界2013』(昭文社、2013年)、p.135
- ^ 地球の歩き方編集室 2014, p. 37
- ^ ICOMOS 2012, p. 381
- ^ ICOMOS 2012, pp. 379-380より翻訳の上、引用。
- ^ a b c d e ICOMOS 2012, p. 380
- ^ a b c d e 地球の歩き方編集室 2014, p. 81
- ^ アンジェロ・イシ 2010, p. 27
- ^ アンジェロ・イシ 2010, p. 29
- ^ a b 地球の歩き方編集室 2014, p. 83
- ^ 地球の歩き方編集室 2014, p. 66
- ^ 『コンサイス外国地名事典』第3版、1998年、p.257
- ^ 地球の歩き方編集室 2014, p. 82
- ^ 『コンサイス外国地名事典』第3版、1998年、p.778
- ^ アンジェロ・イシ 2010, p. 28
- ^ 地球の歩き方編集室 2014, pp. 83, 88-91
- ^ Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea - Multiple Locations(世界遺産センター、2014年7月13日閲覧)
- ^ ICOMOS 2012, pp. 383-384
- ^ World Heritage Centre 2013, p. 211から翻訳の上、引用。
- ^ World Heritage Centre 2012, p. 211から一部を翻訳の上、引用。
- 1 リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群とは
- 2 リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群の概要
- 3 構成資産リスト
- 4 参考文献
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