コロンバス・デーを認めない場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 15:18 UTC 版)
「コロンブス・デー」の記事における「コロンバス・デーを認めない場合」の解説
ハワイ州、アラスカ州、オレゴン州、サウスダコタ州ではコロンバス・デーを認めていない。ただしハワイ州では同日ポリネシア人がハワイを発見したとして10月第2月曜を「Discoverers' Day 」(発見者たちの日)として祝っているが、コロンバスによる新世界「発見」と関連して改名の議論が続いている。州政府はコロンバス・デーも発見者たちの日もどちらも州公式休日とは認めておらず、州、市、連邦政府の事務所や学校は休日ではなく通常通りとなる。サウスダコタ州では「コロンバス・デー」という名称は使用せず、「ネイティヴ・アメリカンの日」として州公式休日となっている。オレゴン州ではコロンバス・デーを休日とも記念日とも認めておらず、学校や公共施設は通常通りである。アイオワ州とネバダ州ではコロンバス・デーを州公式休日としていないが、その年によって変動する。 カリフォルニア州やテキサス州などはコロンバス・デーを記念日および州公式休日として認めてはいるが、州政府は有給ではなくなった。 1992年、カリフォルニア州バークレーはコロンバス・デーを「Indigenous People's Day 」(先住民の日)と置き換え、以降カリフォルニア州のセバストボル、サンタクルーズの他、ウィスコンシン州デーン郡、ミネソタ州ミネアポリス・セントポール都市圏、ワシントン州シアトル、モンタナ州ミズーラ、マサチューセッツ州ケンブリッジなどが追随した。オクラホマ州の複数の部族政府は「Native American Day 」(ネイティヴ・アメリカンの日)、またはそれぞれの部族の名を冠した日と制定した。
※この「コロンバス・デーを認めない場合」の解説は、「コロンブス・デー」の解説の一部です。
「コロンバス・デーを認めない場合」を含む「コロンブス・デー」の記事については、「コロンブス・デー」の概要を参照ください。
- コロンバス・デーを認めない場合のページへのリンク