コロンタースの娘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 15:40 UTC 版)
このクトニアーは、アルゴスの神話的な王ポローネウスの娘で、クリュメノスと姉妹、あるいはコロンタースの娘。アルゴスの伝承によると、デーメーテールがアルゴスにやって来たとき、アテラースとミューシオスは快く女神をもてなしたが、コロンタースは館にもいれず、もてなすこともしなかったので、娘のクトニアーは父の態度を見て残念に思った。するとコロンタースはデーメーテールの怒りを受けて、館もろとも焼け死んだ。その後、クトニアーは女神に伴われてヘルミオネー(英語版)に赴き、プローン山の頂にデーメーテールの神域を造営した。この地では女神はデーメーテール・クトニアーと呼ばれた。
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