コロナ禍による営業終了と創価学会への売却
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 09:16 UTC 版)
「太閤園」の記事における「コロナ禍による営業終了と創価学会への売却」の解説
2021年(令和3年)2月12日、藤田観光はコロナ禍で業績が悪化し、債務超過寸前にまで陥ったことを受けて、財務体質の改善を図るため、太閤園を「国内法人」に売却し、営業を同年6月30日に終了することを取締役会で決定し、売却先の「国内法人」との間で売却契約を締結したと発表した。売却による特別利益は2021年第一四半期(1月~3月期)決算で329億円の見込み。 藤田観光のプレスリリースによると、「譲渡先の候補が複数あり、最も良い条件を提示した先に対し譲渡し、価格や譲渡先の詳細については譲渡先からの要請により」公表しないことになっていたが、同年4月2日に朝日新聞デジタルなどが「太閤園の売却先は創価学会で、3月22日に所有権の移転が完了した」と報じた。なお、太閤園は営業終了までの間、藤田観光が賃借していた。 取得時点では用途は不明だったが、創価学会は取得報道直後の4月18日に開催した第3回本部幹部会で2030年の学会創立100周年記念事業として「関西池田記念大講堂」を建設することを発表し、4月21日付けの創価学会機関紙・聖教新聞で正式に公表した。
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