コリドラス バルバトゥス

熱帯魚写真館

“コリドラス” バルバトゥス（スクレロミスタックス・バルバトゥス）

通称：“コリドラス” バルバトゥス（スクレロミスタックス・バルバトゥス）

学名：Scleromystax barbatus (Quoy & Gaimard, 1824)

分布：ブラジル　リオデジャネイロ近郊

サイズ：約９～１２ｃｍ

水温：２０～２６度（２０～２８度）

ｐＨ：６．０～８．０（４．０～８．０）

水温、ｐＨは最適な値と共に、（）の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。

特徴

“コリドラス” バルバトゥスは古くからコリドラスとして親しまれてきた種類ですが、近年になって Scleromystax属に変更された為、厳密に言えばはコリドラスでは無くなってしまいました。　 しかしながら、一般的に販売されるインボイスネームはコリドラス・バルバトゥスと言う名称が多く、 昔から親しまれてきた名称なだけに、当面はコリドラスのインボイスネームが主流のはずです。

スレンダーなボディと長く伸張する背鰭や胸鰭など、スタイルの良い“コリドラス”として人気があり、 夏場の高温に弱いながらも昔から高い人気のある“コリドラス”の１種と言えるでしょう。

飼育について

コリドラスの仲間は共通して高温に弱い傾向がありますが、それ以外は水質の適応範囲も広く、 落ち着いた個体は丈夫で病気にもかかりにくい為、飼いやすい魚と言えます。 バルバトゥスは高温に弱いことが知られている種類のため、夏場もできれば水温を２８度ほどに抑え、 エアーレイションを強めに行い溶存酸素量を増やすことで対応するのが良いでしょう。 糸ミミズや赤虫などの生餌を好みますが、慣れれば人工飼料もよく食べます。