コピーワンスへの不満とダビング10の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:05 UTC 版)
「DVDレコーダー」の記事における「コピーワンスへの不満とダビング10の登場」の解説
上記のように各種デジタルレコーダーにコピーワンス信号入り番組を録画した後、他のメディアに移動させると元のレコーダーに記録されていた番組データは消去される仕組みである。ムーブ作業が何らかのトラブルで失敗しても、元のレコーダーに記録された番組データが消去される場合がある。この問題が原因で大事な番組を保存出来なかったと、消費者からの苦情と不信感を招く事態が起こっている。 また、消費者が著作権法の下でも本来なら合法的とされるバックアップが出来なくなる点やお気に入りの映像の編集作業に著しく制約を受ける点についても批判的な声が続出している(なお、日本のデジタルテレビ放送におけるコピー制御については「B-CAS」の項目で詳しく解説している)。 そんな声を受けて地上デジタル・BSデジタル放送では2008年にコピーワンスが緩和され、9回までのコピーと1回のムーブが許可された(通称「ダビング10」)。 詳細は「ダビング10」を参照
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