コピーレフト・ ライセンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/25 16:37 UTC 版)
「パーミッシブ・ライセンス」の記事における「コピーレフト・ ライセンス」の解説
パーミッシブ・ライセンスとコピーレフト・ライセンスの主な違いは、ソースコードの修正の有無に関わらずソフトウェアを再頒布する際に、パーミッシブ・ライセンスがソースコードの公開を強制せず、コピーレフト・ライセンスがソースコードの公開を強制する点である。 パーミッシブ・ライセンスはライセンスの互換性において、必ずしも併用や複合が出来ないコピーレフト・ライセンスに比べ、より柔軟な互換性を持っている。ただし、いくつかのGPLv2でライセンスされたソフトウェアはソフトウェア開発者にGPLの新しいバージョン(例えばGPLv3)への移行要件を認めており("any later version"表明)、GPL同士での互換性をある程度向上している。また、いくつかのコピーレフト・ライセンスは他ライセンスや新しいバージョンのライセンスとの併用を認めている。 FreeBSDプロジェクトは企業や商用に利用するパーミッシブ・ライセンスのメリットについて、パーミッシブ・ライセンスは「将来的な機能において最小限の制限」であり、コピーレフト・ライセンスは「法的な時限爆弾」であると主張している。
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