コネクタ接続
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 04:25 UTC 版)
一方で光ケーブル同士をコネクタで接続する場合もある。こちらは構内ケーブルなど、比較的ネットワーク構成を変更する頻度が高い場所で使われることが多い。光コネクタ形状や先端の研磨方法にもいくつか種類があり、接続時にはそれらの種類が一致している必要がある。 コネクタ形状による分類FC型 - 単芯コネクタ。コネクタ形状は丸。 ST型 - 単芯コネクタ。コネクタ形状は丸。 SC型 - 単芯コネクタ。コネクタ形状は四角。 MU型 - 単芯・2芯コネクタ。コネクタ形状は四角。複数のコネクタをパッケージ化するのが容易なのが特徴。 LC型 - 単芯・2芯コネクタ。コネクタ形状は四角。SFPトランシーバで採用されている。 MT-RJ型 MT型 - 2本のガイドピンで位置合わせを行い、4芯や8芯のテープ芯をそのまま接続できるようにしたもの。多芯化が進んでいる。 光ファイバの先端(研磨)形状による分類PC研磨 - 光ファイバのクラッド部同士を接触させやすいように、先端部を凸形の球状に研磨した形。PCは「Physical Contact」の略。 SPC/UPC/AdPC研磨 - いずれも形状はPC研磨と同じだが、研磨精度を上げたり、研磨時に発生する「加工変質層」を除去したりすることで、接続面での反射減衰を抑えた方式。 APC研磨 - 研磨面をわざと斜めにすることで反射減衰を抑えた方式。APCは「Angled PC」の略。
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