コシヒカリ新潟BL4号【コシヒカリニイガタBL4ゴウ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10237号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | コシヒカリ新潟BL4号 よみ:コシヒカリニイガタBL4ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 新潟県 | |
品種登録者の住所 | 新潟県新潟市新光町4番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 星豊一、阿部聖一、重山博信、小林和幸、平尾賢一、松井崇晃、田村隆夫、浅井善広、中嶋健一、金山洋、佐々木行雄、石崎和彦、竹内睦、東聡志、樋口恭子、阿部徳文、近藤敬、原田惇、小関幹夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「新潟早生」を1回親、「コシヒカリ」を反復親として戻し交配を行い育成された固定品種であり、育成地(新潟県長岡市)における成熟期は中生の早、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-zの水稲、粳種である。草型は中間型、稈長は長、細太は中、剛柔はやや柔、止葉の直立の程度は中である。穂長及び穂数は中、粒着密度はやや密、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は稀、芒長は短である。玄米の形、大小及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は中である。出穂期及び成熟期は中生の早、穂発芽性は難、耐倒伏性は極弱、脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-zである。「コシヒカリ」、「コシヒカリ新潟BL1号」、「コシヒカリ新潟BL2号」、「コシヒカリ新潟BL3号」、「コシヒカリ富山BL1号」、「コシヒカリ富山BL2号」及び「コシヒカリ富山BL3号」と比較して、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-zであることで区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に新潟県農業総合研究所作物研究センター(長岡市)において、「コシヒカリ」に「新潟早生」を交配し、以後、「コシヒカリ」を反復親として戻し交配を6回行い、その後、系統育種法により育成された固定品種であり、平成9年に生産力検定試験及び特性検定試験を行い、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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