ケプラー39とは? わかりやすく解説

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ケプラー39

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 21:24 UTC 版)

ケプラー39
Kepler-39
仮符号・別名 KOI-423
星座 はくちょう座
見かけの等級 (mv) 14.43 (R)[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  19h 47m 50.4745660177s[1]
赤緯 (Dec, δ) +46° 02′ 3.499173435″[1]
視線速度 (Rv) -21.2 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 3.890 ミリ秒/[1]
赤緯: -2.307 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 0.9171 ± 0.0164ミリ秒[1]
(誤差1.8%)
距離 3560 ± 60 光年[注 1]
(1090 ± 20 パーセク[注 1]
物理的性質
半径 1.40 ± 0.10 R[2]
質量 1.29 +0.06
−0.07
M[2]
表面重力 18 G[2][注 2]
自転速度 16 ± 2.5 km/s[2]
自転周期 4.50 [2]
スペクトル分類 F7 V[2]
表面温度 6,350 ± 100 K[2]
金属量[Fe/H] 0.10 ± 0.14[2]
年齢 2.1 +0.8
−0.9
×109[2]
他のカタログでの名称
KIC 9478990, 2MASS J19475046+4602034[1]
Template (ノート 解説) ■Project
大きさの比較
太陽 ケプラー39

ケプラー39英語: Kepler-39)は、地球から見てはくちょう座の方向に約3,600光年離れたところにある、太陽より大きいF型主系列星である。

惑星系

2011年に、ケプラー宇宙望遠鏡の観測により太陽系外惑星候補、ケプラー39bが発見された[3]。候補である理由は、ケプラー39bの質量木星の18倍と推定され、惑星褐色矮星の境界は木星質量の13倍程度にあると考えられている為、質量からみてケプラー39bは褐色矮星である可能性が高いことになるからである。しかし、惑星と褐色矮星の間に明確な線引きはできておらず、さらに、半径木星の1.2倍しかない為、ケプラー39bを太陽系外惑星に分類している場合もある(ケプラー39bを発見したケプラーチームはケプラー39bを太陽系外惑星としている)。

ケプラー39の惑星[2]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 20.1 +1.3
−1.2
 MJ
0.164 ± 0.03 21.087210 ± 0.000037 0.112 ± 0.057 89.07 ± 0.22° 1.24 +0.09
−0.10
 RJ

脚注

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 出典での表記は、 19h 47m 50.4745660177s, +46° 02′ 3.499173435″




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