ケイ素含有セラミックス類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 00:52 UTC 版)
ケイ素の酸化物(シリカ)を原料とするガラスは、窓などで使われるほか、繊維状にしたグラスウールは断熱材や吸音材としても用途がある。ゼオライトは、イオン交換体、吸着剤あるいは、有機化学工業における触媒ともなっている。シリカゲルは、非常に利用しやすい乾燥剤になる。 炭化ケイ素は、耐火材や抵抗体として使われたり、高いモース硬度(9.5)を持つために研磨剤として使われたりする。そのほかのケイ素化合物として、アルミノケイ酸塩が粘土に含まれ、陶器やセメント・煉瓦などセラミックスと呼ばれる材料の主成分になっているほか、カルシウム化合物を除去する働きから、水の精製に使われるなどしている。
※この「ケイ素含有セラミックス類」の解説は、「ケイ素」の解説の一部です。
「ケイ素含有セラミックス類」を含む「ケイ素」の記事については、「ケイ素」の概要を参照ください。
- ケイ素含有セラミックス類のページへのリンク