グラフィカルユーザインターフェイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 01:39 UTC 版)
「Apple IIGS」の記事における「グラフィカルユーザインターフェイス」の解説
IIGSのシステムソフトウェアは、Mac OSと同様、ウィンドウ、メニュー、アイコンといった概念を用いたマウス駆動型のグラフィカルユーザーインターフェースを提供した。これは、コンピュータのROMにあるコードとディスクから読み込むコードの「ツールボックス」によって実装されている。一度に実行できる主要なアプリケーションは1つだけだが、デスクアクセサリと呼ばれる他の小さなプログラムを同時に使用することは可能である。IIGSには、Mac OSとよく似たFinderというアプリケーションがあり、ファイルの操作やアプリケーションの起動が可能である。デフォルトでは、コンピュータの起動時と、そこから起動したアプリケーションを終了するときに Finderが表示されるが、起動するアプリケーションはユーザが変更することが可能である。 ソフトウェア会社からは、AppleがIIGS専用ソフトを作るための技術情報や開発ツールを提供してくれないという不満が出た。1988年、Compute!は、CinemawareとIntergalactic Developmentの両社が、IIGSオーディオを最大限に活用するために独自ツールを書かねばならなかったと報告し、後者は「この種の問題は...業界全体でよく知られるようになっている」と述べた。
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