クロス/ソフトボディ/ワイヤーシミュレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:55 UTC 版)
「3DCGソフトウェア」の記事における「クロス/ソフトボディ/ワイヤーシミュレーション」の解説
クロスシミュは布だけでなく金属板やプラスチックなどの可塑性物質にも使われているが、クロスシミュには力学ベースのものと、位置ベースのもの(PhysX、Havok Cloth、Maya nCloth、Bulletなど)が存在する。位置ベースの手法は、正確性が劣るものの、高速かつロバストである。 なお、ソフトウェアによっては、クロス上クロス(cloth-on-cloth)の相互作用を上手く扱えないものや、破けに未対応のものが存在する。また、ソフトボディでは風船などの再現が可能な体積保存に対応するものがある。 リアルタイムクロスシミュレーションは、ゲームに使われるほか、ボディスキャンとの組み合わせでファッション可視化にも使われる方向に向かっている。 SyFlex (SyFlex) クロスシミュレーションプラグイン。Maya、LightWave、MODO、Cinema 4D向けがある。以前は3ds Max、Houdini向けもあったほか、Softimageに標準搭載されていた。 VICODynamics (VICO Game Studio) 旧VICO Dynamic Rope System Plugin。Unreal Engine用の物理プラグイン。紐/布/軟体の物理に対応している。 Qualoth (FXGear) Maya用のクロスシミュレーションプラグイン。非バネモデルのアルゴリズムを使用。Maya Fluidとの相互作用にも対応。 Obi Cloth / Obi Softbody / Obi Rope (Virtual Method) Unity用のクロス、ソフトボディ又はワイヤーシミュレーションアセット。
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