クラッカージャック
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クラッカージャック | |
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Crackerjack 2 | |
監督 | Robert Lee |
脚本 | Chris Hyde |
製作 |
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出演者 |
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音楽 | Peter Allen |
撮影 |
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編集 | Richard Benwick |
配給 | パラマウント・ホーム・メディア・ディストリビューション |
公開 | 1997年11月11日[1] |
上映時間 | 96分 |
製作国 | ![]() ![]() ![]() |
言語 | 英語 |
前作 | ハードジャッカー/標高10,000フィートの死闘! |
次作 | クラッカージャック2 |
『クラッカージャック』(原題:Crackerjack 2、米国向けタイトル:Hostage Train)は、1997年公開のアクション映画。
『ハードジャッカー/標高10,000フィートの死闘!』(1994年)の続編となるが、主役のジャック・ワイルド役はトーマス・イアン・グリフィスからジャッジ・ラインホルドへと交代している。また、日本独自のタイトルを付けたために、2作目でありながら、第一作目のような作品名となっている。
あらすじ
各国の資産家たちが乗る特急が武装グループに乗っ取られる。人質となった恋人や乗客たちを救出するために、一人の刑事が単身で山岳地帯のトンネルにある犯行グループのアジトに乗り込む。
キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- ジャック・ワイルド - ジャッジ・ラインホルド(大塚芳忠)
- デイナ・タウンゼント - キャロル・アルト(田中敦子)
- スミス - マイケル・サラザン(堀之紀)
- ハンス・ベッカー - カレル・ローデン(手塚秀彰)
- ジャスミン - カテリーナ・ブロゾワ(佐藤しのぶ)
日本語吹替その他:宝亀克寿、星野充昭、長島雄一、目黒裕一、小形満、伊藤和晃、室園丈裕、水野龍司、岸野一彦、若杉朋子、麻生まどか
日本語版制作スタッフ 演出:小川利夫、翻訳:伊原奈津子、調整:遠西勝三、録音:山田美穂、スタジオ:ニュージャパンスタジオ
製作
撮影
撮影は1996年4月に開始され、6月に完了した。
公開
1997年2月27日から3月6日までカリフォルニア州サンタモニカで開催されたアメリカン・フィルム・マーケット(AFM)で上映された。その後、1997年11月11日にビデオで全米にリリースされた[1]。
脚注
- ^ a b “Hostage Train Turner Classic Movies Notes” (April 3, 2021). 2023年1月20日閲覧。
外部リンク
クラッカー・ジャック
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クラッカー・ジャック (Cracker Jack) は、アメリカ合衆国のスナック菓子(キャラメルコーンの一種)のブランド。糖蜜でコーティングしたマッシュルーム型ポップコーンに少量のピーナッツが混ぜてある。
概要
おまけの玩具 ("Toy Surprise Inside") が付属することでもよく知られており、ポップカルチャーでは「限られた価値しかないもの」を指して"came in a Cracker Jack box"(クラッカー・ジャックの箱の中に入ってる)と表現する。映画『ティファニーで朝食を』には、クラッカー・ジャックのおまけの指輪に、ティファニーで名前を彫らせるシーンがある。このおまけは1912年から封入されるようになった。
原型は F. W. ルエックハイムによって1893年のシカゴ万国博覧会に出品されたポップコーンとピーナッツを糖蜜と混ぜたもので、この時は "Candied Popcorn and Peanuts" (砂糖漬けのポップコーンとピーナッツ)と呼ばれた。
1896年にコンクリートミキサーに似た機械を用いて少量の油でポップコーンが互いにくっつかないようにする技術を発明。これを振る舞われたセールスマンが思わず "That's crackerjack!" (crackerjack: 優秀な、一流の人または物。“素晴らしい”位の意味)と声を上げ、これが商標に採用されたという[1]。
1908年に発表された楽曲『Take Me Out to the Ball Game(私を野球へ連れてって)』の歌詞にクラッカー・ジャックが登場し、大きな宣伝効果をもたらした。
1918年にマスコットとして発表され、犬の Bingo とともに箱に描かれるようになったセーラー服の少年 Sailor Jack は、8歳で世を去ったルエックハイムの孫のロバート少年の姿をルエックハイムが図案化させたもので、1919年まで商標登録されなかった[2]。アメリカ海軍ではかつて採用されていたセーラー服の制服を指して "Cracker Jack" uniform と呼ぶ。
1964年、クラッカー・ジャック社はボーデンに買収された。1997年、グループ解体に伴いフリトレーにクラッカー・ジャックのブランドを売却した[3]。
その他
日本国内では1969年頃から、アメリカのリーフ社と合弁のカバヤリーフ社(現・カバヤ食品)より販売された。
1971年に東ハトからキャラメルコーン[4]が発売されているが、これはポップコーンではなくコーングリッツ生地を揚げた類似のスナックである。クラッカー・ジャック同様の甘いフレーバーで味付けされており、アクセントをつけるため少量の塩辛いピーナッツが混ぜられているのも同じである。
脚注
- ^ CrackerJack.com - Brief history
- ^ Cracker Jack Collectors Association
- ^ Cracker Jack
- ^ 日本で「キャラメルコーン」といえばこの商品のこと指すことが多いが、米国で"Caramel corn"はクラッカー・ジャックや類似商品の一般名称である。
関連項目
- 私を野球に連れてって - アメリカ合衆国の野球ファンの愛唱歌。この中の一節に "Buy me some peanuts and Cracker Jack" とあるように、球場で売られる代表的なスナック菓子である。
- チャンピオン・スタジアム - 1997年の設立時、フリトレーが命名権を取得し「クラッカー・ジャック・スタジアム」と名付け、2006年までそう呼ばれた。
外部リンク
固有名詞の分類
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