クサヨシ属とは? わかりやすく解説

クサヨシ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/29 10:05 UTC 版)

クサヨシ属(学名:Phalaris)はイネ科被子植物である。クサヨシ属のさまざまな種は南極大陸を除くすべての大陸に自生している。海抜下から数千メートルまであるいは湿地帯から乾燥地帯へと広い範囲を生息地とする。一部の種は牧草として利用される。含まれるアルカロイドは家畜にとって害を及ぼす。


  1. ^ 上山泰史、久保田明人「東北地域におけるクサヨシ遺伝資源の探索・収集 (国内探索収集調査報告)」、『植物遺伝資源探索導入調査報告書』第25巻、2008年、 25-28頁、 NAID 40017029328
  2. ^ Cheeke PR (March 1995). “Endogenous toxins and mycotoxins in forage grasses and their effects on livestock”. J. Anim. Sci. 73 (3): 909–18. PMID 7608026.  抄訳(農研機構)
  3. ^ 藤井義晴、橋爪健「牧草・飼料作物および雑草に含まれる有毒物質と家畜中毒」 (pdf) 、『牧草と園芸』第53巻第6号、2005年、 9-13頁。 前述pmid7608026の論文と同様の記載。
  4. ^ a b Bourke CA, Colegate SM, Slattery S, Oram RN (October 2003). “Suspected Phalaris paradoxa (paradoxa grass) poisoning in horses”. Aust. Vet. J. 81 (10): 635–7. PMID 15080477.  を出典に持つオーストラリアにおけるウマのブルーカナリーグラス中毒症日本中央競馬会競走馬総合研究所
  5. ^ Toxicants of Plant Origin - Google Book Search. (1989). https://books.google.co.jp/books?id=79i9mfl2PO4C&pg=PA170 2008年4月20日閲覧。. 
  6. ^ phalaris pdf - AU Dept. of Agriculture and Food
  7. ^ a b c Lycaeum
  8. ^ a b c Erowid Phalaris FAQ
  9. ^ Reed Canary Grass. Teagasc. 2007.


「クサヨシ属」の続きの解説一覧

クサヨシ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 14:16 UTC 版)

クサヨシ」の記事における「クサヨシ属」の解説

世界に数種あるが、日本自生しているのはクサヨシだけである。ただし、雑穀小鳥の餌として利用されるカナリークサヨシなどが帰化植物として侵入雑草として野生化している。それらは乾いたところに生え一年草で、かなり趣が異なる。 オニクサヨシ Phalaris aquatica L. クサヨシ Phalaris arundinacea L. カナリークサヨシ Phalaris canariensis L. ヒメカナリークサヨシ Phalaris minor Retz. セトガヤモドキ Phalaris paradoxa L.

※この「クサヨシ属」の解説は、「クサヨシ」の解説の一部です。
「クサヨシ属」を含む「クサヨシ」の記事については、「クサヨシ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「クサヨシ属」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クサヨシ属」の関連用語

クサヨシ属のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クサヨシ属のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクサヨシ属 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのクサヨシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS