ギガテップスとは? わかりやすく解説

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ギガ‐テップス【GTEPS】

読み方:ぎがてっぷす

giga traversed edges per secondスーパーコンピューターによるグラフ処理の能力を表す単位の一。giga(ギガ)は10億10の9乗)、TEPS(テップス)は1秒間あたりにたどるグラフエッジ)の数を表すので、1ギガテップスは毎秒10億回のグラフ探索行えることを意味する。→テラテップス


GTEPS

フルスペル:Giga Traversed Edges Per Second
読み方:ギガテップス
別名:ギガTEPS
【英】gigaTEPS

GTEPSとは、スーパーコンピュータ大規模グラフ処理の性能計測するGraph500」において用いられる基本単位TEPS」に、100億倍を表すSI接頭辞ギガ」を付けた単位である。

TEPS1秒間に辿るグラフのエッジ数を表す。GTEPSは毎秒10億単位エッジ探索することを意味するGraph500開始され2010年から、ランキング上位システムはGTEPSの単位扱われている。

Graph5002010年開始された。2010年11月Graph500ランキングで第1位の座を獲得したのはIBMBlueGeneベースとするアルゴンヌ国立研究所の「Intrepidシステムであり、その処理速度は7.0867GTEPSである。なお該当システムノード数は8192コア数は32000だった。2013年6月ランキングでは、同じくBlueGeneベースとするローレンス・リバモア国立研究所の「Sequoiaシステムが第1位を獲得しており、その速度は15363GTEPSだった。該当システムノード数は65536コア数は1048576である。

GTEPSの上位の単位は、SI接頭辞順序従えばTTEPS」となるが、2013年7月現在の時点ではTTEPS単位への言及事例はかなり稀といえる


参照リンク
Graph500
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