キャプスタン方程式のVベルトへの一般化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/27 07:50 UTC 版)
「キャプスタン方程式」の記事における「キャプスタン方程式のVベルトへの一般化」の解説
Vベルトに対するベルト摩擦方程式は T load = T hold e μ ϕ / sin ( α / 2 ) {\displaystyle T_{\text{load}}=T_{\text{hold}}{e}^{\mu \phi /\sin(\alpha /2)}} ここで α {\displaystyle \alpha } はVベルトが相対するプーリーを挟む2枚のベルトがなす角(ラジアン)である。 α = π {\displaystyle \alpha =\pi } のところで効果的になる。 Vベルトや複数のVベルトが組み合わさったサーペンタインベルト(英語版)では、負荷が増すにつれてベルトがプーリーの溝に食い込んでいき(wedge into, くさびのようになり)、これがトルクの伝動効率を高めている。 同じ力を伝動をするのに、Vベルトは平ベルトと比べて張力がより小さくて済み、軸受の寿命を長くすることができる。
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