キム・ワイルドによるカヴァー
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「ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン」の記事における「キム・ワイルドによるカヴァー」の解説
「キープ・ミー・ハンギン・オン」は1986年にイギリス人歌手のキム・ワイルドによってカヴァーされた。アルバム『アナザー・ステップ』からの第2弾シングルとしてリリースされた(「キープ・ミー・ハンギング・オン」は同アルバムからの最初の世界同時発売となった。第1弾シングルは主要国のみでのリリースであった)。 ワイルドのヴァージョンはオリジナルから大きくアレンジされ、スプリームスのモータウン・サウンドから1980年代のパワーポップ/Hi-NRGへと完全に姿を変えた。ワイルドは兄であるプロデューサーのリッキー・ワイルドと共に、この曲を録音すると決めてから数年間それを聴くことは無かった。 彼らはこの曲をよく知っていなかったので、全く新しい曲として扱い、オリジナルの歌詞を少々変更までした。曲はワイルドのキャリアの中で最大のヒットとなり、母国のチャートで2位を獲得、ヨーロッパ各国やオーストラリアでトップ10に入るヒットとなった。また、アメリカでは1987年6月にBillboard Hot 100で1位となった。後には1987年の Billboard's Hot 100 年末チャートで34位となった。 2006年にワイルドはドイツ人歌手のネーナと共に新しいヴァージョンを録音、これはアルバム『ネバー・セイ・ネバー』に収められた。
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