カードeリーダーとカードeリーダー+
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 17:39 UTC 版)
「カードe」の記事における「カードeリーダーとカードeリーダー+」の解説
ゲームボーイアドバンスの発売時点では、2001年秋の発売を目標に開発されていた。実際に日本でカードeリーダーが発売されたのは12月1日であった。後にゲームボーイアドバンスやゲームキューブとの通信機能を追加した上位規格カードe+が発表されて、それに対応してセーブ機能を追加した上位機種カードeリーダー+も2003年6月27日に発売された。 基本的にカードeリーダー+(以下「+」)は旧機種の上位互換であり、「+」で旧規格のカードeを読むことも可能。発売当初は旧機種を下取りする代わりに「+」を安価で提供するサービスも実施された。しかし、ポケモンカードeシリーズの読み込み履歴が保存されるのは旧機種のみである。なおこれは、読み込んだデータではなく、そのカードのナンバーのみが記録される、コレクター向けチェックシートとしての機能である。 また「+」の場合、通信用の端子が邪魔になって、ニンテンドーDSに挿入することはできない。ただし、ニンテンドーDS Liteだと、普通のGBA用ソフトを接続すると出っ張りが生ずる仕様のためか、端子が邪魔になることなく接続でき、通信機能を除く全ての機能を使用可能。ただし、任天堂ではカードeリーダーのニンテンドーDSでの使用は公式には非サポートとしている。 アメリカでe-Readerとして発売されたのは、日本の「+」に当たり、旧機種は発売されていない。日本の「+」より先に発売された。なお、任天堂の携帯ゲーム機は固定型ゲーム機と異なり、DS(DS Lite含む)までは全世界で共通の規格をもっていたが、カードeリーダー (+) とカードe (+) には独自のリージョンコードが設定されており、日本版の「+」で北米版のカードeを読む事はできない(逆も同様)。
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