カワリシロハラミズナギドリとは? わかりやすく解説

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カワリシロハラミズナギドリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 06:23 UTC 版)

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カワリシロハラミズナギドリ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ミズナギドリ目 Procellariiformes
: ミズナギドリ科 Procellariidae
: シロハラミズナギドリ属
Pterodroma
: カワリシロハラミズナギドリ
P. neglecta
学名
Pterodroma neglecta
(Schlegel, 1863)
和名
カワリシロハラミズナギドリ
英名
Kermadec Petrel

カワリシロハラミズナギドリ(変白腹水薙鳥、学名:Pterodroma neglecta)は、ミズナギドリ目ミズナギドリ科に分類される鳥類の一種。

分布

オーストラリア東部からチリ沖の南太平洋の島嶼で繁殖し、非繁殖期は北太平洋に北上する。

日本では、本州中部以北の太平洋上で観察されるが稀である。8・9月の観察例が多い。

特徴

全長約39cm。翼開長は約92cm。羽色は暗色型、淡色型、その中間型と変化に富んでいる。暗色型はハジロミズナギドリとよく似ているが、やや大型である。翼下面の前縁部に細い白い帯があることと、翼上面の初列風切の羽軸が白色であることで、他種と区別できる。翼の上面は黒褐色。嘴は黒褐色で、足はピンク色である。

暗色型は体の上面、下面とも黒褐色で、嘴の周辺部のみ白い。淡色型は喉から腹部にかけての体の下面は白色で、体の上面は灰褐色である。日本での記録は暗色型がほとんどである。

雌雄同色である。

生態

非繁殖期は海洋で生活する。

食性は動物食で、軟体動物魚類を捕食する。

繁殖形態は卵生。

保全状態評価

参考文献

関連項目





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