カリキュラムと在学資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:52 UTC 版)
「大日本国民中学会」の記事における「カリキュラムと在学資格」の解説
そうした中で、大日本中学会は日本最大の本格的な通信教育機関として発足する。元文部大臣で現職東京市長の尾崎行雄が会長だったため、入学希望が殺到した。 学費は、1903年当時(『新国民』創刊号掲載の「大日本国民中学校規則」記載)、 入会金30銭 月会費は第1 - 第3学期が月40銭、第4 - 第5学期が45銭(納付は2か月分以上) で、講義録は月2回・30か月で全過程を修了というシステムであった。また1907年当時は中学校のカリキュラムに則った「正則講義録」のほかに、1年で「中学全科を学習する」という「速成講義録」も刊行していた。 1907年に『小学卒業立身案内』という書籍(増訂6版)を著した高柳曲水は、各種講義録を比較紹介する中で、大日本国民中学会の講義録について「最も平易に、又最も親切に作られて居る。講義録としてはどうしてもこれを第一に推さねばならぬ」と評価した。
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