カメラ投影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 02:10 UTC 版)
「非写実的レンダリング」の記事における「カメラ投影」の解説
透視投影 透視投影は非写実的レンダリングにおいても一般的に使われている。セルアニメなどに多用される二点透視図法や2Dパンには、レンズシフトが必要となる。 平行投影 平行投影は、説明書などのテクニカルイラストレーションや、2.5Dのゲームに使われている。平行投影のうち、正投影 (オルソ)に対応するソフトウェアは多いものの、不等角投影や斜投影に対応するものは少なく、正投影にLatticeモディファイアを組み合わせることが行われている。 平行投影のうち、クォータービューの不等角投影を採用したものとして、マクシスの『シムシティ4』がある。また、3/4ビューの斜投影を採用したものとして、任天堂の『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』がある。 ハイブリッド投影 透視投影と平行投影の両方を組み合わせることも行われている。ストリートファイターIVではキャラクターの投影において、X軸が正射影かつY軸が透視投影のハイブリッド投影を採用している。ストリートファイターVではキャラクターの投影において、透視投影と平行投影の1:1の混ぜ合わせによるハイブリッド投影を採用している。 嘘パース 非写実的レンダリングでは嘘パースが使われている。例えばカメラからの距離によって画角を変化させていくことが行われている。 また複数のパースを混在させることもできる。一部のモデルに対しラティス変形を使う手法、モーフ変形を使う手法 (宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち等で使用)、ボーン変形を使う手法 (GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-等で使用) などがある。 パニーニ投影 18世紀の絵画で使われている投影法。直線を保ちながら広い視野角にすることが可能。
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